2024-1月12日. 三条市図書館まちやま 参加人数12人
2024年の新たなる一回目は、安定の少人数でした。
でも、新顔の方も(Aさん)子供さんと一緒に参加(子供さんはオンリハに)してくださいました。
この日は、Aさん(母親)のお話を伺いながらみんなの考えや、感じたことを話していく方向で進みました。
状況として、不登校になったのは中女子、
不登校になって2年経過したとのことで、理由ははっきりとは無いということでした。
不登校当初は、落ち込みもあったようですが今は、自分自身で明るさを取り戻し、今回の参加のように外出もできるようになった。
フリースクールなどには今は行きたくないとのこと。
制服について、スカートは履きたくないが、周囲にパンツを履いている者が誰もいない。そんなところから制服制度についての疑問を呟いたりすることもあった。
絵が得意で、よく描いている。発達の可能性もあるかもしれない。
Aさんも、彼女との関わりから色々と考えさせられ成長していけていると感じていらっしゃいました。
学校からは、生存確認をしたい、事件性がないか?などと心無い対応をされ、どん底に落とされるようだったそうです。このような信用を裏切るような言葉がけをしてくる学校と、どうやって信頼関係を持てというのでしょうか?
聞いている私たちも怒りを感じました。
よく耐えて今までやってきたなあと思います、Aさんの目にも涙が見えました。
同席している参加者の方たちからも、共感する言葉や、自分のときも同じだよとの言葉がけがありました。
子が不登校になれば、社会を敵に回しているような心情になるのが親の心境です。
そんなことない、子育ての仕方が悪いなんてことでもないし、学校へ行けないのは決して悪いことではないんです。
また、Aさんが悩んでらっしゃることに、子供との時間を確保するために働き方をどうするかということがありました。親が働いているときに、子供は自宅で1人留守番をしている状況になります。その状況を親から見て、とてもかわいそうだと感じたり、子供自身も親が帰ってくるのをずっと心待ちにしている状態があります。そこで、どのような働き方をすれば、お互いにその不安と心配が解消される状態になるのだろうと言うことを相談しておられました。
子供は、基本親を信頼している限りは、その親がそばにいてくれる事は嬉しいと感じるものです。
子供が一人でいることはネガティブに捉えればよくないのかもしれませんが、孤独の中でしか生み出さない自分との対話の中で、いろいろなことを考え、自分の軸を強くする時間になっているかもしれません。
しっかり、少ない時間の中でもコミュニケーションを濃く取ってあげれば、それがエネルギーになり、安定した精神状態につながると思います。ただ、不安が強いタイプのお子さんのお母さんも同席しておられましたが、なるべく常にそばにいる時間を作るようにしたとおしゃっていました。
また、不登校の原因を聞き出すが、よくわからないという状況についてですが
親に心配をかけたくないというのはもちろんあると思いますが
中学1年生という低年齢ということもあって、自分の感じたり、考えていることを言語化できないということがあるのかもしれません。なので、親御さんに自分の気持ちがうまく伝えられず、コミュニケーションが上手に取れないと言う状態が起こります。
不登校当事者が成人になって、あの時は言語化できなかったということおっしゃっているのを聞くと
こういったことがよくあるのではないかと感じています。
他の方からのお話に、
発達障害と診断を受けたが、いつそれを本人に伝えたらいいと思いますか?
というお話がありました。
出席者の中には、何か困り感や問題が起きない限りは伝える必要は無いのではと言う考えの方がいらっしゃいました。
大体困り感が出てくるのは、人とのコミュニケーションの時の問題だと思います。
その時に本人が自分を責めたり、問題解決の糸口が見つからないような場合は、
本人の良い特徴を挙げて理解させた上で、それに伴う別の特徴もあるんだよ、それを問題解決の判断材料にできるよと言うような寄り添い方をすればいいのかなと思いました。
いろんな話しましたが、
ゆきわりに参加している方たちみんな、お互いに励まし合い子供を信じてポジティブに考えようね!!
と言い合いましたよ!
オンリハはみんなでイラスト描きました🥰
個性爆裂!今年のスタートをイメージしてイラスト描きました〜〜