できないところばかりが目について、、、

久々に、栄公民館で例会を行いました。参加人数は5人(内新規のご両親2人、ファシリテーター3人)と寂しかったのですが

新規のご両親に胸の内を語っていただき、中身の濃い会となりました。

今回参加された方のお子さんは、中1男子です。

2学期前では週2日ほど通学していたそうですが、3学期から不登校になり、今まで3回登校のみ。

バスケ部に苦手な同級生がいたが、その子が先輩を巻き込んで息子さんに嫌がらせをしてきたりトラブルあったのが原因で休みがちになったそうです。

今は、そのことについては吹っ切れているそう。

先生との関係は問題はなく、勉強に関しても本人は不満はないが、親が勉強についていけなくなることに焦りを感じてらっしゃいます。

家庭教師をつけるも、マンツーマン授業に抵抗があり、今は休止中とのこと。

学校のスクールワーカーなどにも相談したが、変化はなかったそうです。

外出はたまに出掛けて、母と映画に行ったりもする。

日中はゲームばかりしているが、ゲームソフトは買い与えてはいない。

10時半には寝る約束をしているが、部屋に行って確認してないので実行しているかはわからない。

ご両親、特にお父さんが、学校へ行くための説得を兼ね朝起こしに行くが、たまに喧嘩になってしまい、このまま自堕落な生活をして引きこもりなどに転落してしまうのではないか、このまま何もできない人生になってしまうのはではと、解決の糸口が無いように感じられている現在だということです。

ご両親のお気持ちは、いつもながらお聞きして経験した側としては、共感ひとしおであります。

息子さんの肩を持ってどうして?と揺さぶりたくなる気持ちもわかりすぎるほどですが

今は、急がないで、まず息子さんの思いに寄り添ってあげることもやってみてはいかがでしょうかとご提案させていただきました。できないことばかりが目についてしまうのですが、このような状況で平気な心境の当事者はいません。まず、その気持ちに寄り添って「大変だったね、よく頑張ってる。急がないでいいからゆっくり休んで何をしたいのか考えよう」と声をかけてもらうと、子供は大きな圧力から解放されてご両親と話す機会が増えていくかもしれません。

どうなっていくのか先が心配だけど、自分の子を信じるという機会を与えられているのではというご意見もありました。

また、違うクラスに仲の良い泊まり合いをしている友人がいるとのことなので、学年が変わったときに学校にお願いして同じクラスになれるように編成してもらうことをご提案しました。

意外に、居場所ができればすんなりと学校に戻れるかもしれません。

大変運動能力の高いお子さんとのことなので、また部活に戻って活躍する日が来るかもしれませんね。

2025.1.12 

しおた記

「オンリハ」今までありがとう!そして「クラフト&トークスペースfun🙂」がスタート🌱

当事者が集う場所「不登場当事者の会 オンリハ」は2024年いっぱいで終了となりました。それについてはオンリハの公式ラインに入ってくださっていた方々にはご連絡があったと思います。

今まで、頑張ってきた麗奈さん、麗奈さんのサポートに尽くされてきたお母さん、お父さんは、本当に素晴らしい場所を提供してくださいました。親の会だけだったところに、並行して当事者の会を開催していただけたのは、理解し合える場所を親だけでなく子供にも広げてくださいました。今までの、偉業に感謝したいと思います。ありがとうございました❣️🥹

オンリハが終わればそこでやっていたものづくりも終わりかなと考えていたのですが・・・
ものづくりと、それをしながらやんわりとおしゃべりできるスペースをこのまま継続してほしい!という声もあり、2025年から「クラフト&トークスペース fun🙂(ファン)」として、内容は継続して行うことにいたしました。

このネーミングは、参加者の方からご提案いただきました。
コンセプトは、「よく不登校の子の集まりは、想いを語ろうとか、居場所とか言われますが、よい意味で、もっと、もっと自分の気持ちを楽に、ありのままリラックスして会話しながら楽しくものづくりできる場所があってもいいかなと思い、こちらを考えました」とのことです。
その通り!!だと思い、しおたも賛成しました。

そして、今年から、「fun🙂」には、当事者として参加してくれていた仲間を、サポーターの一人として迎えました! 今まで通り、自分のイメージにあったものの制作に近づけられるように、アドバイス、お手伝いなどをしていきます。

オリジナルのフレームづくりや、コースター、ポーチにペイント、ストラップづくり、など内容は、その都度サポーターが決めますが、何か作ってみたいものがあれば気楽にリクエストしてくださいね!

ゆきわりの会のラインに参加していただければ、そちらから参加する際の材料の用意など詳細をお知らせいたします。

https://lin.ee/mjiyMq9f

siotamako@mac.com 080−5405−0788

こちらのメール、お電話からも、参加を受け付けております。

また、出来上がったものは、新たに「fun🙂」のブログにアップしていきますので、ご覧くださいね📸

(参加者の顔はモザイクかけます)

11月12日 定例会の様子

参加者 12人

久々のブログになります。

ブログを書いている筆者(しおた)は前半に参加して、途中抜けしてしまったのですが、参加者の協力を得て、その方のメモからまとめさせていただきました。
 新規の親子(18歳女子と母)の娘さんから、不登校から今に至る経緯とその思いを語っていただき、聞いていた側は非常に共感する内容でした。
 いじめに遭い、不登校になるまでの経験は自分も過去に重なる部分があった方達は、涙されたり深く聞き入っておられました。
 学校では要領よくできず、大縄跳びなどの練習でも上手くできないことで、周囲から罵声をかけられ、本番でも失敗してしまい、そのことでクラスの男子などに罵られ、先生にも友達にも敬遠されていたとのことでした。
勇気を持ってお話ししていただいたことに感謝です。
今は、少しずつ前に進もうと思う気持ちになられているとのことでした。
その、熱い想いが、皆さんの心に火をつけたのかそれぞれの方が、今、その言葉を聞いて感じることをそれぞれお話しくださいました。

・小3女子の父親

当初は学校に行くのが当たり前だと考え、それ以外の道は思いもよらなかったが、ここに来たり色々な方との出会いにより、考え方も変化してきた。

 彼女が受けたつらい出来事は神様の試練だと感じている。

試練を乗り越えたのだからもういじめられることはない。

・高校1年男子、中学2年男子、保育園年長女子 母

親子でバレエ(踊る方)をしているとき(趣味に没頭しているとき)そこが自分たちらしくいられてそれが普通なんだけど、そうでない所だと苦しさを感じることもあるから、自分の見たい世界の中で生きれば良い。

普通とは何だろうと疑問に思ってて、社会が要領の悪い人に寛容でなさすぎる。パート先で要領の悪い人がいてイライラしてしまうけど、自分はよりそう方向で考えていきたい。

・17歳女子 母 自分の娘が中学の時にいじめを体験した。

そこから立ち直ると見方が変わる。今は、好きなことを仕事にしてやりがいのある毎日を送っている。

・中学生の時にいじめに遭っていた女子の父

過去を引きずらないで自分の打ち込めるものを見つけてそれを全力で楽しんだら良い

気持ちが一つになった、とてもあったかい会の内容であったということです。

やはり、当事者の心からの言葉は、保護者の気持ちを動かし寄り添う気持ちを大切にすることを思い出させてくれました。

ゆきわりの会、オンリハ 定例会の運営を変えてみます!

この度、ゆきわりとオンリハの両会では、試験的に新しい人の配置で会の進行をしてみよう!ということになりました。
ゆきわりの会の司会をreinaさんに、オンリハのものづくりのサポートをゆきわりの会主催のしおたが担当するというものです。
 
オンリハの主催者である、reinaさんも就職されて当事者であった時と比べ、生活の体制が以前とかなり変化してきました。
社会人になり、人間としてこうなりたい、これをやってみたいという目標や、それに基づくやることもたくさん増えてきたようです。
 
「社会に出て、自分を振り返った時に自分を信じてきてよかったと感じています。親が自分を信じてくれたから、今の自分があると思っています。
不登校で苦しんでいた当時を思い出して保護者の方の質問に応えてみたい。
今、私にできるのはゆきわりの会に来てくださっている保護者の方たちに、子供を信じて欲しいと伝えることだと感じています。」
という今の思いを伝えてくれました。
ちょうど、オンリハではものづくりを中心とした方向に内容が変化してきていたので
ゆきわりのものづくり部(火曜 しおた自宅)を開始していたしおたが担当適任ということで、入れ替わり試験体制が決まったのです。
 
試験体制なのでオンリハの体制はしばらく残しておこうと思います。
様子を見ながら皆さんに良い方向で利用してもらえるように取り組んでいきたいと考えています。
 
入れ替えは、急なのですが今月の12日から試験的に開始してみます。(思いついたら吉日!)
皆様の、ご感想お聞かせくださいね!
 
ものづくり部では、今まで通り(オンリハの公式ライン)参加の人数を把握するため
新たに、ものづくり部の公式ライン
を新設いたしました。
こちらで次回のものづくりの内容や、参加希望をやり取りしたいと思いますので、下のQRコードからご登録をお願いいたします。
 
また、ゆきわりのブログでは親の会の様子をご報告してきたのですが、
次回からはものづくり部の様子などをお届けしていこうと思います。
保護者の会の様子は、履歴に残してありますので、ぜひそちらの方を読んでいただければ会の様子が伝わると思いますので
チェックしてみて下さいね。
 
 

一日一日を潰すように過ごしている学校時代は本当に辛かった

2024-5月12日. 三条市図書館まちやま    参加人数8人

気候も過ごしやすく、緑が美しい季節になりました。
この日は、曇りから雨に変わる少し肌寒かったです。

新規の方もお一人来ていただき、3年ぶりに参加してくださった方もいて、嬉しい開催となりました。
皆さんの近況をお話ししつつ、思いをシェアしていただきました。

学校に行けない理由として

・みんなと同じことをしなければいけない、興味がなくてもしなければならない
・理屈抜きでやらされるのは苦手なので、なぜ、それをしなければならないのかを理解してから取り組みたい
・足並みを揃えないと不安になるが、比較の中でしか判断されないのはもっと不安
・受動的な学習形態の中で、能動的な発想を急に求められることがあることが苦痛
 (例:班学習の中で、みんなで考えてアイデアを出しなさいなど)
などがありました。

規範の中で、自由な発想を求められても、どう頭を切り替えていいのかが難しいですよね。
子どもたちの、戸惑う感覚、わかる気がします。自由な発想はリラックスした空気から生まれます。

 

また、私立の通信制の中学校に行けるようになった方の言葉に
辛かった時の自分を振り返って
、「一日一日を潰すように過ごしている学校時代は本当に辛かった。ただ何もしたくなかった。気力が湧いてこなかった。思い出すのもしんどいが、今は変化して苦手な人への対処方法も学習した。今が一番楽しい!」
親御さんは、その時があったから今があるのかとも、、。

小学校からの辛く長い道のりでしたが、今は明るい笑顔で週一学校に行きつつ、オンリハにも来てくれています。
お母様は、ずっとお子さんを尊重してらしたのを拝見していましたので、やはり信頼だなと納得いたしました。


💐オンリハチャレンジ!
母の日に、贈る色紙をみんなで描きました。
もらったお母さんたちはウルウル🥹でしょうね。
みんないい表情を捉えてる〜😍

ありのままに、本人に任せると思えるように

2024-3月12日. 三条市図書館まちやま    参加人数10人

昨日は寒い雨の中でしたが、ご参加いただきました。
新規参加の方が2組でした。

ひと組はオンリハに参加されて
もう一人の方の状況をシェアしていただきました。

不登校は3人兄弟に2人いて、
上のお子さんが中3の後半から行かなくなったが、高校には入学して現在高1
学校は休みがちだが、バイトはしっかり時間を守って行っている

下のお子さんは6年生の5月連休から行けなくなり、3学期後半から不登校に
不登校始めの時は布団をかぶって起きられなかったが、今は部屋に引きこもることなく普通にリビングでゲームをしている
式典屋、テストには行っている
登校していた当時テストは完璧主義で、100点取れないと捨てているようなところもあった

2人とも、子供の時は大変のびのびとした様子だったが、引っ越市を機に、学校の少しづつ閉塞した規範的な雰囲気に内にこもるようになった
お母様は、当初厳しく管理する感じだったが、自分で色々学んで自分に任せることが一番と感じ、今は当人たちの考えを尊重しているとのことです。

お父様は、仕事の関係であまり子育てに関与できないこともあって、
不登校を容認している母の考えが理解できなかったが、時間が経つにつれ少しづつ
諦め(?)と尊重の入り混じる感じに変化
上のお子さんに関しては仕方ないと考えているが、下のお子さんには、学校に行かないことがまだ不本意お母様も、いつかは行って欲しいと考えているとのことです


お話をシェアしていただき、感謝です。
お母様からは、見守っていこうという覚悟というか、大きな包容力を感じました。
また、みなさんからもこの話を聞いて堂々としている、安心感があるとの感想がありました。
その考えに至った思いをまた聞かせていただきたいですね。
お母様からも、優しい方ばかりで安心しましたとお話しいただきました。よかった〜〜!☺️

❤️今月のオンリハのチャレンジ❤️

今月はイースターの卵🥚を作ったそうです!
イースターはキリストの復活をお祝いする感謝祭だそうです。
いろんなデザインがあってすごい綺麗ですね〜
私も作っていただきましたよ!綺麗で食べたれない〜〜と言いつつ、食べました〜😁
新規の親子sも楽しんで参加いただけたようでよかったですね!🥰

【お知らせ】

オンリハ男子部
男の子の参加者、募集してます!
ボードゲームや、ポータブルゲーム対戦ok
事前に参加ご連絡いただけると、ゆきわりに参加していただいている
男子のご家庭に連絡して2人以上来れるように調整します
男子の参加者が一人でもあれば、優しいニートのお兄さんボランティアも参加してくれるそうです😄

今は女子が多いけどおんなじ人間だ🧔🏻‍♀️🌈
みんな優しいから一度遊びに来てね!
連絡先 📩siotamako@mac.com
080-5405-0788

不登校の娘と自分が今が一番いい時期かも…と感じられるようになった理由

2024-2月12日. 三条市図書館まちやま    参加人数9人

今回参加されたみなさんのお話しでご紹介したい内容が3つありました。

  • 不登校の理由は、自分の子が周囲についていけなくなったのではなく、周囲がついて来れなかったのかもしれない
  • 目標があることによって、他人の目が気にならなくなってきた
  • 不登校の子を通して見えてきた自分

まず、一つ目の

不登校の理由は、自分の子が周囲についていけなくなったのではなく、周囲がついて来れなかったのかもしれない。

ある親御さんが当時を振り返って、クラスの中でうちの子がみんなについていけなくて阻害されていたと理解していたけれども、学校を卒業してリラックスして過ごす毎日の姿を見ていると、本当は周囲についていけていなかったのではなく、本人に周囲がついて来れなかったのかなと感じる。というか、単に本人がぶっ飛んでいたのでは、、、と感じることがある。とおしゃっていました。

当時、お子さんはまだ個性が確立されていないことや、自分の特性を理解できず、感情や思いを説明できなかったということもあるため、何が原因で孤立化しているのか理解できなかった可能性があります。

本来の自分を取り戻して、それを表現できるようになった時初めて、集団の中で自分らしく振る舞うことが困難である理由がわかるのではないでしょうか。

ということは、その時に何が原因で不登校になっているかということを考えても、原因を理解する事は難しいのかもしれません。それよりも学校に行くのがしんどいと言う状況だけを理解して、まず寄り添い、ゆっくり休ませて自分と対話させてあげることが大切なのかなぁと
今の親御さんとお子さんの良い関係を見るとそう感じるのです。

その流れで、かつての不登校体験者で、今は会社に就職している方がいらっしゃったので学校に馴染めなかったけれど、会社には馴染めてきた理由はありますか?とお伺いしたら

目標があることによって、他人の目が気にならなくなってきた。

という話をいただきました。
会社のシステムを理解することに集中することで、「周囲の目が気にならないし、どう思われても平気になってきた。」とおっしゃっていました。
不登校でも、通学していても何か具体的な目標を持つことは大切なのでは?
それを受けて、別の親御さんは娘さんが通信制の中学校で文化的な催しを、生徒だけで企画実行する授業があり、「カフェ空間を創る」ことに。そこでインテリアの制作が得意な娘さんは中心になってイメージを膨らませ、それを実際に制作していく工程の計画を立てたそうです。
その日から、毎日学校に行くのが楽しく「毎日がめっちゃ楽しい!」ととても充実していたそう。
私たちも聴いていて、楽しそうでワクワクしました。
具体的な目標を持つことの素晴らしさをお話ししてくださいました。

不登校の子を通して見えてきた自分

こちらは、お子さんが不登校になって見えていなかったものが見えてきて、生活が変化してきたというお話しのシェアでした。
以下、彼女のお話ししてくださった内容の要約です。

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子供が学校に行かなくなって長い状態が続いていました。
以前は、日中に外出するのは嫌がっていましたが、最近は外に行きたがるようになりました。山に行きたい、自然に触れ合いたい、と言って親子で山歩きや公園に行って楽しんでいます。そのきっかけになったのは、近所の友人がたまたまオンリハ(ゆきわりのサイト内に案内ありhttps://yukiwarinokai.org/onlyheart)に来ていて、誘われるようになってから。

 子供は、自分を言葉で表現するのが苦手。学校の集団の中で話が盛り上がったりしたときに、どのように受け答えたりアクションして良いのかがわからず戸惑ってしまうのです。それを見た友達が怒っているのかもしれないと勘違いして、関係性が良くない状態になってしまいました。

子供は、自分が自分らしくいたい。そんな自分をそのままで理解してくれる人が必要と感じていました。そんな時に、あるがままを受け入れてくれる友達が、オンリハに来ていた友人です。
その子は、そのままでうちの子を受け入れてくれ、安心できるゾーンを作ってくれました。

 最初母は、学校に行けないことをよくないことだと思っていました。
今は行かないのは本人が悪いわけではない。平均的に生きるよりむしろ個性で生きる。そのままでオッケーでいいんじゃないかなと感じています。

 娘は価値観を変えてくれました。
ずっと大企業でフルタイム、がむしゃらに仕事をして来ました。生活するためにこれが一番いいと、歯を食いしばって頑張ってきました。子供が学校に行かなくなって、このがむしゃらに仕事を続けることが本当に幸せなのかって思い始めたんです。
そこで、夫と何度も話し合いをし、理解を得て、仕事を辞めて土日を休みにし、夕方には帰宅するようにしました。

急激なサイクル変更に最初、子供たちはびっくりしていましたが、今の方が格段に幸せ度がアップしています。
でも、だからといって、以前のがむしゃらに頑張っていたときの自分を否定するつもりはなく、その時があるからこそ、今わかることがあるのだと思っています。
今はストイックに自分に厳しくするよりも、自分を許すことで人も柔軟に受け入れられるということを感じ始めています。

ーーーーーーーーーーーーーー

ということでした。

聴いていて、感動して涙出そうでした。すごい!本当に良いシェアに感謝しかありません。
それも驚きなのが、この判断、行動までがすごく早く、この心情にたどり着くのもすごく早かったということです。
きっと前から心に内在していて、それを取り戻されただけなんですね。
このシェアをお聞きした後、お腹の底からパワーが湧いてきて幸せな気持ちになれました。
ゆきわり、オンリハに来ているみんなが支え合って一人じゃないんだって感じて
前に進んでいきましょう!!みんな家族だよ〜い😄

❤️オンリハのチャレンジ❤️

余談ですが、主催しているオンリハのReinaさんは、急にまとまったお休みが入り、即決で「そうだ!大阪、京都行こう!」でなんと弾丸で一人旅決行したそうです!

清水寺やUSJにも行って楽しんだそう😆すごい行動力ですね〜
そこで買ってきたお菓子を使っての今回のチャレンジになりました。
 修学旅行で関西方面に行く予定がある参加者が、不登校で修学旅行に参加することに不安があったけど、行きたい気持ちになってきたと言われて嬉しかったそうです🥰🙌

やっぱりこの一択!「子供を信じる」

2024-1月12日. 三条市図書館まちやま 参加人数12人

2024年の新たなる一回目は、安定の少人数でした。
でも、新顔の方も(Aさん)子供さんと一緒に参加(子供さんはオンリハに)してくださいました。
 
この日は、Aさん(母親)のお話を伺いながらみんなの考えや、感じたことを話していく方向で進みました。
 
状況として、不登校になったのは中女子、
不登校になって2年経過したとのことで、理由ははっきりとは無いということでした。
不登校当初は、落ち込みもあったようですが今は、自分自身で明るさを取り戻し、今回の参加のように外出もできるようになった。
フリースクールなどには今は行きたくないとのこと。
制服について、スカートは履きたくないが、周囲にパンツを履いている者が誰もいない。そんなところから制服制度についての疑問を呟いたりすることもあった。
絵が得意で、よく描いている。発達の可能性もあるかもしれない。
Aさんも、彼女との関わりから色々と考えさせられ成長していけていると感じていらっしゃいました。
 
学校からは、生存確認をしたい、事件性がないか?などと心無い対応をされ、どん底に落とされるようだったそうです。このような信用を裏切るような言葉がけをしてくる学校と、どうやって信頼関係を持てというのでしょうか?
聞いている私たちも怒りを感じました。
よく耐えて今までやってきたなあと思います、Aさんの目にも涙が見えました。
同席している参加者の方たちからも、共感する言葉や、自分のときも同じだよとの言葉がけがありました。
子が不登校になれば、社会を敵に回しているような心情になるのが親の心境です。
そんなことない、子育ての仕方が悪いなんてことでもないし、学校へ行けないのは決して悪いことではないんです。
 
また、Aさんが悩んでらっしゃることに、子供との時間を確保するために働き方をどうするかということがありました。親が働いているときに、子供は自宅で1人留守番をしている状況になります。その状況を親から見て、とてもかわいそうだと感じたり、子供自身も親が帰ってくるのをずっと心待ちにしている状態があります。そこで、どのような働き方をすれば、お互いにその不安と心配が解消される状態になるのだろうと言うことを相談しておられました。
子供は、基本親を信頼している限りは、その親がそばにいてくれる事は嬉しいと感じるものです。
子供が一人でいることはネガティブに捉えればよくないのかもしれませんが、孤独の中でしか生み出さない自分との対話の中で、いろいろなことを考え、自分の軸を強くする時間になっているかもしれません。
しっかり、少ない時間の中でもコミュニケーションを濃く取ってあげれば、それがエネルギーになり、安定した精神状態につながると思います。ただ、不安が強いタイプのお子さんのお母さんも同席しておられましたが、なるべく常にそばにいる時間を作るようにしたとおしゃっていました。
 
また、不登校の原因を聞き出すが、よくわからないという状況についてですが
親に心配をかけたくないというのはもちろんあると思いますが
中学1年生という低年齢ということもあって、自分の感じたり、考えていることを言語化できないということがあるのかもしれません。なので、親御さんに自分の気持ちがうまく伝えられず、コミュニケーションが上手に取れないと言う状態が起こります。
不登校当事者が成人になって、あの時は言語化できなかったということおっしゃっているのを聞くと
こういったことがよくあるのではないかと感じています。
 
他の方からのお話に、
発達障害と診断を受けたが、いつそれを本人に伝えたらいいと思いますか?
というお話がありました。
出席者の中には、何か困り感や問題が起きない限りは伝える必要は無いのではと言う考えの方がいらっしゃいました。
大体困り感が出てくるのは、人とのコミュニケーションの時の問題だと思います。
その時に本人が自分を責めたり、問題解決の糸口が見つからないような場合は、
本人の良い特徴を挙げて理解させた上で、それに伴う別の特徴もあるんだよ、それを問題解決の判断材料にできるよと言うような寄り添い方をすればいいのかなと思いました。
 
いろんな話しましたが、
ゆきわりに参加している方たちみんな、お互いに励まし合い子供を信じてポジティブに考えようね!!
と言い合いましたよ!

オンリハはみんなでイラスト描きました🥰

個性爆裂!今年のスタートをイメージしてイラスト描きました〜〜

ケーキを作って食べた〜🎵

2023-12月12日. 三条市体育文化会館    参加人数23人

今日はオンリハ主催者のreinaさん企画のケーキ作りをしました。🎂

オンリハにいつも来ていただいているメンバーだけでなく、以前来ていただいていた方や、一般からも告知して20名の方がケーキ作りに参加してくださいました!

子供12名 大人8名

主催のreinaさんが働いているお菓子屋さん(見附市 田の口屋さん)にもご協力いただき、スポンジケーキやクリーム、飾り物など,ご厚意で提供いただき、皆さんの参加費から購入させていただきました。

ほんと、この忙しい時に感謝だね〜と準備しながら話してました。

そして、このイベントに参加してくださったそれぞれの方が、オリジナルのデコレーションをして、とっても楽しんでいただけたようです!

ケーキは食べたい人は紅茶と一緒に楽しんだり、家族で楽しみたい方はお持ち帰りされてました。

クリスマス🎄感もあってとっても和やかないい雰囲気でした。🪅🧑‍🎄

三条市にこんな素敵な調理場(体育文化センター2階 3ーA)があるのならこれをきっかけにまたいつか開催したいですね🥳


ゆきわりの方は、

ケーキ作りイベントもあって親の参加は少なかったのですが

新たな方もいらっしゃって少人数でこその、じっくり深いお話もできました。

以下あらたな方の簡単な状況、

中1男子、11月くらいから、行き渋りがあり、12月はほぼ欠席

疲れやすく、生活に乱れが見られゲームばかりしている。これはわがままなのか?

別に学校に行かない理由がはっきりとあるわけではなさそう。

小学生の時は楽しく通っていた。今も部活や給食時には行けていて、友人関係等は問題ないということ。

息子さんから詳しい事は話されないそうなのですが、なんとなく学校に対する不満ストレスが溜まってのことなのかもしれないと感じておられました。

その理由の一つとして、先生の提出物の追い込みが多く、そのせいで少しずつ担任や学校に対する不信感が募っていったように見えるとおっしゃっていました。

理由は他にもあるようですが、本人ははっきりとは話さないとのこと。

お母さん自身も学校での先生たちの対応や、相談に行った教育委員会で、疑問を感じることがあり、息子さんなりの理由がきっとあって、息子さんの意思に沿うようにしたいとおっしゃっていました。

その息子さんの話を聞いていると、やはり学校との相違があるのではないかと感じます。お母さんのおっしゃるように、本人の意識に任せ、見守ることが大切だと思います。

後半から参加してくださったあるお母様が経験からお話しいただいたのですが

初めは、何を考えているのかわからずお互い苦しんだが、本人の意識に任せようと考えを変えた。

自由にさせているうちに変化が出てきて、自分で自分の行動や生活に気づきが出てきて、自然といろいろなこと(生活のペース、責任)を是正するようになってきたとおっしゃっていました。

今はそのお子さんは元気に通信制の中学に通っています。

お子さんの表現能力が未熟なため、親御さんはいろいろな心配をすることも多いと思いますが、はっきりとした理由がない場合は、お子さんの思いを尊重して、まずはしっかり休ませる、そして、本人が自分と向き合う時間を作らせてあげるということが大切なのかもしれません。聞いた利話したりするのはそれからでも遅くないんですよね。

学校は連絡を頻繁に取って来て、どうにか生徒を通わせるように親を説得することが多いようですが、できれば少し学校との距離を子どものために意識的に取ってあげたいですね。

親も学校との対応が一番ナーバスになって、子どもの意識とかけ離れる要因の一つになってしまいます。

同じようなご経験をされた保護者の方も参加されているので次回はいろいろな方からの意見を聞いてみたいなと思いました。

次回は1月12日(金)19時から 三条市図書館2階(はなしょうぶ)で開催予定です。

予約はいらないので、気軽にご参加くださいね。