自己表現てどこまで自由?

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 遅いアップになってしまいました。汗
三条市栄公民館で行いました。梅雨も明けて、夜になっても暑い日でした。
ある親御さんが、子ども(中学生女子)が、ひさびさに学校に登校する時、少しだけバレないようにメイクして行ったら、担任に注意されて、本人が落ち込んだことがあったとのことでした。
本人はそんなことで注意されて理解できない、メイクしていない素顔では学校に行きたくないと思っているとのことでした。
有りのままの自分(素顔)でいることの不安と、メイクをして自己表現する自由を抑制される怒り、2つが彼女にのしかかってきたんですね。
親御さんは、その子に判断を任せているようでした。
 
これは形を変えて、不登校児だけでなく日常の中で誰にでもよくある事だと思います。
自分の優先順位が、規範外の人は、合わせる事を強いられるととっても苦労しますね。でも、それは自分がだめなことなんでしょうか?
平均的基準に合っていないのは自分が悪いのではなく、その基準に適応していないという事実だけで誰が悪いという事はありません。
その時、「学校に行きたい」という優先順位がメイクより先だったらどうでしょう。きっと、メイクは他の場所でしようと思いますよね。
どの優先順位を自分に持つかは、誰かに決められる事ではなく自分が決める事だと思います。
次回、彼女はどう判断するのか、興味があります。
 
また、別の親御さんは、学歴が中卒のためバイトを断られて、酷く落ち込んでいた子のその後を報告してくれました。
学歴に対してどう考えるかは、以前のブログでもみなさんの意見を書かせていただきましたが、
その子のバイト就労問題、、、それは突然解決します。
その子の知り合いの飲食店で働き手を探しているというのです。それも、その子が動画編集、制作が得意という事を知って広報も任せられ、都市部でのイベントに要員として行かないかと声掛けされたそうです。
今は、目の前にある仕事が楽しいそうで、昼夜逆転していた生活が一変したとのこと。
人生色々♪と、しまくらちよこの物まねしながら、心の中の私が歌っていました。
 
そしてこの日は、新しい方が中学生の息子さん連れで参加されました。(息子さんは途中でオンリハに)
お母様のお話では、不登校になったきっかけは、長期病欠のため勉強が遅れてしまい、とりもどすことが難しい状況が続いたためとのことでした。
本人の、真面目な気質もあってか、まわりのみんなに気も使い、学校へ行く事で規律をみだす原因になる事が申し訳ないと感じているようです。
フリースクールに通って、関係性もよかったようですが辞めて、将来の事を考え勉強をしなくてはということで家庭教師をつけて学習しているとのことでした。
私が、個人的におもしろいなと思ったところは、真面目といいながら宿題は絶対にやらなかったそうです。
本院曰く、宿題は自らやってはじめて身に付くものでやらされてやるものではないとのこと。ただの真面目くんではないのでは、、?と興味を持ちました。
9月のオンリハには、男子が来るのでまた来てくれるといいな、、と思います。友達になれる人が見つかるかも知れませんね。
 
 
もう一人のお母さんからは、お子さんが地域のイベントにライブペイントで出演するとの報告いただきました!
ライブペイント….絵を描く過程を見せるパフォーマンスアート
 
オンリハに来ている彼女は、おとなしい感じですが、隠れた熱いものを表現する人だったのですね!
スゴイですね☆もちろん私も観に行きます!楽しみです~♪
 
次回8月のゆきわりの会、オンリハはお盆休みにします。
 9月の12日にお会いしましょう!場所は、三条市総合福祉センターです。