2024-1月12日. 三条市図書館まちやま 参加人数12人
オンリハはみんなでイラスト描きました🥰
個性爆裂!今年のスタートをイメージしてイラスト描きました〜〜

2024-1月12日. 三条市図書館まちやま 参加人数12人
個性爆裂!今年のスタートをイメージしてイラスト描きました〜〜
2023-12月12日. 三条市体育文化会館 参加人数23人
今日はオンリハ主催者のreinaさん企画のケーキ作りをしました。🎂
オンリハにいつも来ていただいているメンバーだけでなく、以前来ていただいていた方や、一般からも告知して20名の方がケーキ作りに参加してくださいました!
子供12名 大人8名
主催のreinaさんが働いているお菓子屋さん(見附市 田の口屋さん)にもご協力いただき、スポンジケーキやクリーム、飾り物など,ご厚意で提供いただき、皆さんの参加費から購入させていただきました。
ほんと、この忙しい時に感謝だね〜と準備しながら話してました。
そして、このイベントに参加してくださったそれぞれの方が、オリジナルのデコレーションをして、とっても楽しんでいただけたようです!
ケーキは食べたい人は紅茶と一緒に楽しんだり、家族で楽しみたい方はお持ち帰りされてました。
クリスマス🎄感もあってとっても和やかないい雰囲気でした。🪅🧑🎄
三条市にこんな素敵な調理場(体育文化センター2階 3ーA)があるのならこれをきっかけにまたいつか開催したいですね🥳
ゆきわりの方は、
ケーキ作りイベントもあって親の参加は少なかったのですが
新たな方もいらっしゃって少人数でこその、じっくり深いお話もできました。
以下あらたな方の簡単な状況、
中1男子、11月くらいから、行き渋りがあり、12月はほぼ欠席
疲れやすく、生活に乱れが見られゲームばかりしている。これはわがままなのか?
別に学校に行かない理由がはっきりとあるわけではなさそう。
小学生の時は楽しく通っていた。今も部活や給食時には行けていて、友人関係等は問題ないということ。
息子さんから詳しい事は話されないそうなのですが、なんとなく学校に対する不満ストレスが溜まってのことなのかもしれないと感じておられました。
その理由の一つとして、先生の提出物の追い込みが多く、そのせいで少しずつ担任や学校に対する不信感が募っていったように見えるとおっしゃっていました。
理由は他にもあるようですが、本人ははっきりとは話さないとのこと。
お母さん自身も学校での先生たちの対応や、相談に行った教育委員会で、疑問を感じることがあり、息子さんなりの理由がきっとあって、息子さんの意思に沿うようにしたいとおっしゃっていました。
その息子さんの話を聞いていると、やはり学校との相違があるのではないかと感じます。お母さんのおっしゃるように、本人の意識に任せ、見守ることが大切だと思います。
後半から参加してくださったあるお母様が経験からお話しいただいたのですが
初めは、何を考えているのかわからずお互い苦しんだが、本人の意識に任せようと考えを変えた。
自由にさせているうちに変化が出てきて、自分で自分の行動や生活に気づきが出てきて、自然といろいろなこと(生活のペース、責任)を是正するようになってきたとおっしゃっていました。
今はそのお子さんは元気に通信制の中学に通っています。
お子さんの表現能力が未熟なため、親御さんはいろいろな心配をすることも多いと思いますが、はっきりとした理由がない場合は、お子さんの思いを尊重して、まずはしっかり休ませる、そして、本人が自分と向き合う時間を作らせてあげるということが大切なのかもしれません。聞いた利話したりするのはそれからでも遅くないんですよね。
学校は連絡を頻繁に取って来て、どうにか生徒を通わせるように親を説得することが多いようですが、できれば少し学校との距離を子どものために意識的に取ってあげたいですね。
親も学校との対応が一番ナーバスになって、子どもの意識とかけ離れる要因の一つになってしまいます。
同じようなご経験をされた保護者の方も参加されているので次回はいろいろな方からの意見を聞いてみたいなと思いました。
次回は1月12日(金)19時から 三条市図書館2階(はなしょうぶ)で開催予定です。
予約はいらないので、気軽にご参加くださいね。
来月のオンリハの内容は、ケーキをデコレーションして楽しもう!というものです。
出来上がったものは、
美味しくいただきましょう!(持ち帰りも可です)
参加お待ちしています♪
2023-10月12日. 三条市図書館まちやま 参加人数12人
今回は新しい方のご参加があり、そのシェアしてくださった内容を中心に話が進みました。
その内容は
小学中学年の男子、コロナ禍のマスク強制慣行など、学校の強めの管理がきっかけかなと母は感じている。
本人は理由はわからないという。
嫌な理由があるわけではなく、行く理由がない。とのこと。
理由はわからないにせよ、不登校になり家に居るようになった。
習い事やイベントで友達と会うこともあれば、楽しそうにみんなと遊んでいる。でも、自分からは友人宅には行かない。
人が家に来てくれて受け入れる状況だとゲームをしたりするが一人遊びだと持て余し気味で、母が帰ると一緒に遊びたがり、仕事もあり母は対応が追いついていない状況。
家に一人きりで孤独に見える息子がかわいそうだなと感じる時もあり、どうしたら楽しく時間が過ごせるか考えているとのことでした。
それを受け手の周りの方の反応ーーーー
・自分の子供も長らく一人でいる時はYouTubeを見たりネットに依存しているようで心配していた。
・自分以外の家族(おばあちゃん、おじいちゃん)といろんな場所に行ってもらって助かった。
・ネットを見ていると側から見ると孤独そうだけど、本人は自分に必要な情報を吸収している。
たとえ、身になりそうではないこともそれは本人からすると今は必要なことだったりするのかもしれない
・休んで休んで休み飽きる。ゲームしてゲームしてとことんやりきる。やりきれば次にやることが自然に出てくるのでは…
やり切る以上にまだ継続してやっているなら、それが本人にとって一番必要なことなんだと思う。
フリースクールに行くという選択肢についてーーーー
・週一回行っているが送り迎えが大変、高額すぎて毎日は難しい
・無理に行かせる必要はないのでは、本人が行きたいと言うまで待ってあげればよい(元当事者)
・本人が学校に行かないと言う判断をしていること自体すごいことだと思う
・とにかく学校以外の場所がいい、けどない!
・フリースクールは勉強など受動的に学べるところではない、学校の代わりにはならない
・学ぶことは自分でできる時代、ただみんなといる場所があるといい
前回の話でも出た孤独では何がダメなのかという話になりましたーーーー
・学校に行っていないレッテルを貼られることによって、そこに囚われて自分がやりたいことが考えられなかった。(元当事者)
・親も他の子供の友達が学校や部活で評価されたり、結果を出していると自分の子は何もしていないのでは…と不安が頭をもたげてくる。
・不登校の時間は親として自分が試された時間だった、皆んなが通る道ではないために不安との闘い。
こうあるべき、こうさせたいという欲があった。今は、色々な経験から毎日が楽しく充実している。
学歴で心配していた当時の不登校だった子供も、今は周りの良い方に支えられ仕事ができている。
一歩引いて、こうしたいという意識を手放すと楽になれた。
・おすすめ『世界に一つだけの花』の歌詞、『アンパンマンのマーチ』の歌詞がとっても勇気もらえた(当事者)※下に歌詞貼っておきます
学校のような集団の中からか、自分の孤独の中からかどちらが自分を探し出せるのでしょうーーー
・集団の中で自分を尊重する練習をするべきだ
・孤独の中だから気づけたいろんなこと、強くなった、自分を持てていた、今思えばあの時が一番自分らしかったかもしれない。今、会社に行くと何のためかわからなくなる。だからずっと自分て何だろうかって考えてていいんだよ。(元当事者)
今回もいい時間が過ごせて感謝です!皆さんの想いがお互いを支えあってるんだと改めて感じました。
ありがとうございました。
※
歌詞『世界に一つだけの花』SMAPの曲
花屋の店先に並んだ
いろんな花を見ていた
ひとそれぞれ好みはあるけど
どれもみんなきれいだね
この中で誰が一番だなんて
争うこともしないで
バケツの中誇らしげに
しゃんと胸を張っている
それなのに僕ら人間は
どうしてこうも比べたがる?
一人一人違うのにその中で
一番になりたがる?
そうさ 僕らは
※世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい※
困ったように笑いながら
ずっと迷ってる人がいる
頑張って咲いた花はどれも
きれいだから仕方ないね
やっと店から出てきた
その人が抱えていた
色とりどりの花束と
うれしそうな横顔
名前も知らなかったけれど
あの日僕に笑顔をくれた
誰も気づかないような場所で
咲いてた花のように
そうさ 僕らも
(※くり返し)
小さい花や大きな花
一つとして同じものはないから
NO.1にならなくてもいい
もともと特別なOnly one
『アンパンマンのマーチ』
歌詞:やなせたかし
そうだ うれしいんだ
生きるよろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
なんのために生まれて
なにをして 生きるのか
こたえられないなんて
そんなのは いやだ!
今を生きることで
熱い こころ 燃える
だから 君は いくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きるよろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため
なにが君の しあわせ
なにをして よろこぶ
わからないまま おわる
そんなのは いやだ!
忘れないで 夢を
こぼさないで 涙
だから 君は とぶんだ
どこまでも
そうだ おそれないで
みんなのために
愛と勇気だけが ともだちさ
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため
時は はやく すぎる
光る星は 消える
だから 君は いくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きるよろこび
たとえ どんな敵が あいてでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため
今回のオンリハ(当事者の会)の完成作品♪
もうすぐハロウィンですね〜🎃👻🎃👻
低学年小学生の弟さんの参加もあり、ほっこりした時間になったそうです☺️
みんな上手ですね!
2023-9月12日. 三条市図書館まちやま 参加人数15人
8月はゆきわりの会はお盆休みだったので、2ヶ月ぶりの開催になりました。
今回は、という流れで、自然に話が進みました。
まず、皆さんの近況を順に新しい方には自己紹介をしていただいながらお話しいただきました。
Aさんは夏休みに入る1週間前くらいから、30分から1時間くらい、学校に顔を出すことができるようになりました。部活に1度、行くこともでき、夏休みのイベントに、友人と出かけることもできたそうです。
2学期から学校に行きたいと言い出し、学校の中にある適応教室に行けているそうです。
行くまでが不安なのですが、母とともに行き、落ち着いたら自分1人で学校に居ることができるようになったそうです。体育祭にも出られたと言うことです。
順調に復帰の方向に向かっていますね。本人の希望に沿って進んでいてよかったですね!
Bさんは、中2の男子のお母さん。息子さんの夏休みの過ごし方としては、基本日中は家に居たそうです。帰省のため里帰りしている幼いいとこの子と一緒に遊んだりしていましたが、それも楽しかったと言っていたそうです。2学期は、修学旅行に行きたいと言うことで、ぜひみんなと楽しんできてほしいですね。
登校ペースは、週に2回ほどで、自分の好きな学科があり、その学科の実技の授業をしている時は、得意と言うこともあり、その授業には行けているそうです。給食も食べたそうです。
声をかけてくれる仲間もいたそうです。自分の好きなものが目的になって手助けをしてくれた良いケースなのかなぁと感じました。
Cさんの娘さんはいじめが原因で、不登校になったのですが
通信制の高校に転校されて、そこで新しく友人もでき、2学期にはスクーリングがあって、県外に行くのがとても楽しみだと言うことでした。アルバイトをしながらそのスクーリングに行くためのいろいろな準備道具を買うと言うのが楽しみにされているそうです。
Dさんは親子で、自分が作っているアートとクリエイターがコラボした作品発表ライブを見に行ったそうです。最近は充実していると言うことでした。
自分の作品がミュージシャンとコラボなんてなかなか経験できないことですね。すごい!!
新たな方もいらっしゃって、その方の状況として、小学校の低学年で不登校になり、中二まで不登校。今は通信制の高校に通っているそうです。
もう1人の新しい方は、自分の甥っ子さんが不登校になり、そのお子さんは大変良い子なのだが、不登校というイメージで、周囲がその子のことを判断されたり、その子自身が自信を失ったりするのはとても残念。不登校をしている子や不登校に対する理解を変えたいと思い、どうしたらいいのか、皆さんにお話を聞きたいという目的で参加された方もいました。
その、新しくいらっしゃった方の甥御さんが、学校に行った時に、話したり、話しかけられたりがうまくできず、対応できない自分にどうしたらいいかわからないと相談されたお話をいただきました。
そこで、友人は本当に必要なのか? 1人でいることは孤独なのか?ということを皆でお話ししてみました。
みなさんの意見を箇条書きに挙げてみました。
・若い時は、すごく周りの目が気になる。
・友人を作るには、日常的にあまり関わりがない方がいい気がする(べったりな関係でない方が)
・友人に気をつかって辛い思いを溜めている毎日は、良くないサイクルを招く
・孤独でも大丈夫、1人で居た方が、自分を整えられる。
・友人のいない閉塞感の中で、長くずっといるのは大変なストレスだ。
親が、「孤独でも大丈夫、人生には友を作る機会はいつでもある声をかけるよ。」声をかけてあげれば 楽になるかもしれない。
・みんなといるのが安心な人もいれば、みんなといるのが苦痛な人もいる。
・ただ惰性でそばに居るよりも、やりたいことでつながった友人の方が強固なつながりになるような気が する
・自分を確立してしまうと、周囲と合わなくなる現象が起きてくる。
・自分を大切に、孤独でも大丈夫だと心得ることが大切。
次に学校について、学校の先生に、不登校の親の目から見た学校の先生にお願いしたいことをお話ししてみました。
・学校はコミュニケーションを養うための場所でもあり、友人との関係性を深めるところであると、先生方は提唱するが、人との出会う経験が積み重なれば、コミュニケーションがうまくなるのか。
・人との関係性にくじけた過去があっても、その人が、自分の合った環境にうまくハマれば、精神的なストレスは減って、コミュニケーションがうまくいくことがある。
・良い先生にも巡り会えるが、事務的で寄り添ってくれる先生に出会えないこともある。
・ある先生は、時間が来るとすぐに帰り事務的な対応をされてしまった
・今から自傷行為をしていた我が子の当時を思い返すと、自分たちの考えに寄り添うよりも、先生たちの思惑の流れにうまく乗せられてしまったような気がする。
他にも、もっと道があったのではないか、もっと話し合いをすればよかったと思う。
・自分の子供が学校にいじめられていると訴えたときに、学校からいじめは無いとはっきり言いきられて終わってしまった。状況をきちんと聞いてほしい。
・スクールカウンセラーに対して。月1でしか関わり合いがないのに、外部から来て全くわかっていない状態で、前から毎回1から状況を説明されるのがさせられるのがとても苦痛だった
先生はどういう風であったら良いのだろうか
・話を基しっかり聞いて、よく見て寄り添って欲しい。
ここで、時間が来てしまいました。
学校に求めても、形だけのものや表面的な対応に残念なこともあると思いますが、
親身に対応してくださる先生もいらっしゃいますし、何より子供たちがどうしたいかを優先させてあげることが第一ですよね。
また来月もたくさんお話しできるといいと思います。来月も同じ場所、時間で12日になります。ご参加お待ちしています。
しおたまこ
2023-5月12日. 三条市図書館まちやま 参加者14人
記:しおた
今月は、三条市に新たにできた図書館の会議室を借りて行いました。
洗練されたデザインと本に囲まれた空間で、雰囲気が良かったです。
お子さんの近況を聞いていき、思ったことや気づきについて、みんなが感じたことを話していくというスタイルで進みました。
皆さん、これといって大きな変化はない状況だとおっしゃっていましたが
注目のトピックとして
●参加者の方が無事、高校を卒業され、免許も取得され、お母様は今後の進む方向性を応援したい(チアガールのように応援したい!笑 と話され場の空気が和みました)
また、彼は当事者の会を立ち上げ活動しているのですが、講演会も企画してその準備を進めているそうです。(※この詳細はブログの終わりに掲載しておきます)
●あるお子さんは、いじめがあり転校を余儀なくされましたが、新たな通信制の高校に行きながらバイトも始め、忙しいながらも充実した毎日を送っているそうです。
始めは電車に乗ることも精神的に難しい状況でしたが、だんだん克服して目的に向かって生活している。
これから自分の好きなものは何か、、と、急がずじっくり時間をかけて進路を探していって欲しいとお母様はおっしゃていました。
また、転校する数ヶ月前は、落ち込診、閉じこもりがちでお友達にも不安な気持ちを聞いてもらう状況から今は、逆に友達から相談を受けて精神面からも頼りにされているほどにメンタルが強くなっていると喜んでおられました。良かったですね!!
お母様も、子供は子供、自分は自分の世界を大切にと考え、登山に行ったりお友達と旅行に行ったりと自分を楽しむようになったそうです。
余談ですが、9年間引きこもっていた息子さんが、お母さんが好きなことを始めたら、引きこもりをやめて働き出したという実例を講演でご本人から聞きました。
心配と言いながら、本音はこうあってほしい、こうしなければ幸せになれないという思いは、本人に無言のプレッシャーを与えているのかもしれません。
●別の話題として、お子さんがいつ学校に復帰するかわからないが部活には在籍していたいという本人の希望があり、そのため部活の保護者会に出席したそうです。
その時は、あまり居心地が良くなく所在なかったけれど「本人が復帰した時に、居やすいようにしてあげたい」と、周りとの関係性を築く言葉を出していったら、周りの方も協力的に接してくれたとのことでした。お子さんには、この行動は直接伝わりにくいことではありますが、お子さんに対する思いのこもった愛情の気遣いを感じました。
●不登校の当事者だった方から、
仕事に対する考え方に一石を投じるような意見がありました。
皆さんは好きで仕事をしていますか?
望んだ仕事ではないけれど、生きるため定職に就かなければならない。
どう考えたらよいのか、、
彼が思うことを話してくれました。
彼がリスペクトしている、ゆきわりの会に来ている保護者の方で、自分に自信があるお父さんが
「仕事は生きるためと割り切る、本当の自分に嘘をついていなければ十分」という考え方に安心をもらい、
好きな仕事ではないが 割り切るという考え方が自分らしくいることができるような気がする。
こうするべきだという社会のレールを進まなければという見えないプレッシャーに抑えつけられていた。
人と比較しなくても自分が自分をわかっていればいいのだ。
好きなところで働かなければいけないというプレッシャーからも解放された気がする
人と比べない方がいい、比べると自分が見えなくなる。‥‥と。
とてもよい、シェアをしていただけたと思います。
彼も今年の夏から、不登校を体験した人間として、学校や社会に感じる違和感や、不安などを聞き合い励ましあうような喋る場所を作って、自分を信じられなくなっている人たちを元気にしていきたいと目標を話していました。
詳細がわかり次第、こちらのブログでもお知らせしていきたいと思います。
●オンリハ(不登校当事者の会)では、先週に引き続きアイロンビーズで母の日の作品を作りました。
初めて参加した方もリラックスして参加していただけたようでした☺️よかった〜
今年は、オンリハのみんなで何かイベントの企画をして楽しめたらいいという話も出ました。
当事者の会を新潟市内で開催している
「自宅待機組」の主催者である三井田和人さんが講演会を開きます。
趣向を凝らしたQ &A形式の内容になっているようなので、ぜひ足を運ばれてはいかがでしょうか。
2023-4月12日 三条市栄公民館
参加者12人 記:しおた
新たにゆきわりの会の進行を廣田さんご夫婦にお願いして、新体制で進めていくことになりました。
以前も、主催者が休む時などに代行をお願いしていたのですが、本年度から正式にお願いすることになり、会の雰囲気も若く柔らかくなりいい感じでした。
また、帰りが遅くなるというご意見いただきまして終了時間を短縮化して21時にしました。
今回の内容は
参加者の近況やお子さんの様子を聞き、話が広がりました。
まず、オンリハ(合同で開催している当事者の会)にも来てくださっていた子のお母さんから嬉しい報告がありました。
お子さんの新しい高校が決まって、選択制の多様な講座があってどれにしようかと張り切っている。
少し前から、本人はバイトを始め、自分で稼ぐ喜びも感じている。
幼なじみからも連絡が来て繋がり、悩みなどの相談を受け、聞いてもらう側から聞く側になっているようだ。
以前のいじめを受けていた学校で、そのお子さんの動向などが噂されていると耳に入ってくるが、今が充実して前向きなので気にならなくなっている。
とのことでした。
奇遇だったのは、オンリハに以前来てくれていた子が、偶然今の新しい同じ高校に通っていて、お子さんと友人になっているとのことでした。以前来てくれていた子も元気なようで、それも嬉しい報告でした⭐️
他に、中二のお子さんのお母さんからのお話で、
不登校になったきっかけは、学校のカリキュラムを真面目にこなそうとするがあまりに、うまく行かなかった。理解がきちんとできていないものをそのままにしておけず、でも周りの流れを気遣って邪魔することもできず、気づいたらしんどくなっていた。
お子さんは、とても真面目で素直で、適当なことができない特徴があり、自分のペースで納得していく学びが合っているのに、一定のペースで進める学校はそれが出来なくて苦しいようだ。
クラス仲間との関係性は悪くないので、修学旅行には行きたいという思いがあり、それを実行するために交流クラスには顔を出せるようにしていきたい。
また、その一連の思いをかかりつけのメンタルクリニックの先生に流暢にお話しできたのが、自信につながったようで、今後週2回のペースで学校に行き、6時間目に顔出しできる時間には顔出ししたいという目標も立てた。
とのことです。お母さんの判断対応が早く、無理強いせず、市の支援学級に通い、お子さんのペースに合ったやり方で勉強も進めてもらっているそうです。(支援学級は個別指導)
先生にお話しながらも、自分でも整理できたのでしょうか、思いを言葉にする力ってすごいですね。
その後も、春休みに入って天気のいい日などは、支援学級まで歩いていってみようかな!とか
保育園時代からの友人に会ったりと、無理なくポジティブな日常を取り戻しつつあるようでした。お母さんも、せかせずゆっくり見守っていきたいとのことでした。
他に、かつての不登校者たちの話があり、
今職場で、ビジネスマナーをしっかりと教えられているが、意味があるのかわからない、気持ちがあればマナーなど無くともそれで伝わるのでは、、。
それに対して、あるお父さんは
会社に入るということはビジネスマナーが当たり前の入り口になる、そういう世界なのでしっかり教えてもらい身に付けてはとお話しされていました。
会社に入るということは、「会社のルールを守る意思もあります」ということになるのでしょう。
会社は、利益目標を達成するために作られた世界なので、そのような考えも一理あるのかもしれません。
ルールに則した人間は、平均化されてしまうのかという質問に
「自分を、平均化にしようとすると、すごく苦しいよね、、」
「ルールを無視して自分を表現しいたいけど、ルールを守らないと表現できるラインに乗れないという2つのジレンマで悩むことになる。」
「今の社会は、会社企業という組織が職業の主流にあるので、いつも一定の平均化を社会に求められている気がする」
「凸凹は当然でお互いに補完し合うことで調和を保つことが、本当の平均化では?」という意見が。常に平均を強要してくるプレッシャーにしんどいと感じる子供が多いのは親もよくわかりますよね。
オンリハでは、アイロンビーズをみんなで作ったのですが、そのお披露目をしました。
すごくよくできていてすごいです✨
ゆくゆくはオンリハで、イベントを企画して実行できたら。。。という話も出ました。
三条のマルシェに出展してもいいかもというアイデア頂いたり、今後どうなるか楽しみです。
それこそ自由に表現する場所としてオンリハにも参加をお待ちしています!
2023-2月12日 三条市東公民館
記:しおた
ゆきわりの会主催者の帰省、風邪をひいたりで欠席が続き、その間代打で他の方にお願いしたりしていたのですが、今年明けて2回目の開催。そして今年初めてのブログになります。
関係者の方々には色々とお世話になり、ありがとうございました。
新しい方が2人いらっしゃったのですが
どちらも中学生のお母さんで、お子さんが不登校になって深刻に悩んでおられ、時々目頭をハンカチで抑えている様子に、想いの深さがうかがわれました。
いきなり状況をお伺いするのは難しそうだったので
お二人には、しばらく他の方のお話の様子を聞いていていただきました。
話は、不登校経験者の発達障害についてに焦点が当たりました。
経験者の一人で、病院からの診断のついている方の思い。
「自分の障害を人に伝えることで、人目を気にして言いたくない意識と、それでも関係悪化より先に告白する方が楽という意識との葛藤が常にあり、苦しい」
別の発達障害を持つ方は、
「人から指摘されて自己嫌悪になり、自分に自信がなくなる。
もっとできるようになったほうがいいよ、できないところは隠しておいたほうが攻撃されないよ
などのアドバイスを受けるが、結局できず、どれも本当の自分を出せない虚無感に苦しむことになる。」
「学校全体の空気や、価値観に違和感を感じていても、周囲に合わせなくてはいけないのが嫌。
でもそれを親に言うのは忍びないので言えなかった。」
この意見を言ってくれた二人は、もう成人しているので、当時を振り返っての自分の気持ちを表現してくれました。
きっとこの心理状態は、当時の表現力では親に説明がつかなかったことでしょう。
今の小学生や中学生の当事者も、親に心配をかけたくない、問題だと思われたくないという気持ちから言わないでいるお子さんが多いのではないかと思いました。
どうすれば打開できるだろう、、
その話も、経験者の中から出てきました。
「自分を解って肯定してくれる人たちに囲まれていると、自然と自分に自信を取り戻すことが出来るように感じる。」
「周りに自分が居心地がいい人、楽な人と一緒にいて関わっていることが、自分のやりたいことに集中でき、自分を大切にすることにつながる。」
「今は、自分に苦しい時期だろうけど、好きなことや、自分が没頭できるものを見つけていればいつか必ず自分に自信が持てる時がきっとやって来るよ」
という心強いご意見もいただきました。
その流れで、新しく来ていただいた方に意見と、状況をお聞きしてみました。
お二人のお子さんとも、中1から学校に行けない状況。
どうしていいか、心配と将来の不安の渦中、他の方の意見が聞きたくて足を運んだとのこと。
一方のお子さんの不登校の理由は、なぜいけなくなったのかはっきりとはわからないとのことでした。
意見として出た内容ーーーーーーーーー
●経験者の方は「親の顔色を見て、自分の気持ちを言えなくなってしまう。
親に嫌われたくないので、親が安心するような理由を考えてそれを言うことがある」
「今、振り返ってみれば、若い時にこういうことで悩んだおかげで、大人になってから、本当の自分の在り方に向き合えたので、悩んでてよかったとさえ思える。」
●当事者のお母さん「当時を振り返って、自分の考えを押し付けて、本人の意思に寄り添うことができていなかった。当時は一緒に死のうかとも言ったこともある。でも、それが今となってみればどれだけ子供を傷つけていたかがよく分かる。今は子供を信じることが大切だとわかった。」
●他の活動団体で子供たちを支えてらっしゃる方たちからは
「親が寄り添って信頼するとことが大切では」
「親の気持ちを子供は敏感に感じ取っていて、自分(子ども)が原因で落ち込ませていることはよく理解できている。
だからこそ、親は笑顔で子どもを信じていると励ますことが大事」
「学校に行っていなくても学べる手段はいくらでもある。
お母さんが笑っているだけで子供は安心する。悲しい顔に悩んでいると感じて心が痛む。自分(子ども)のことで悩んでいると言うだけで、子どもは前向きに考えられなくなってしまう。」
以上が、今回の会の内容です。
今回のゆきわり、すごくよかったというご意見をいただきました。
私もなんだかグルーヴ感(?)そんな空気があったように感じました。
オンリハ(当事者の会)の皆さんが、力強い言葉を沢山をくれて、やはり経験者の言葉には重みがあるなあと改めて思いました。
2022-10月12日 三条市総合福祉センター 記:しおた
8月はお盆でおやすみ、9月のブログはお休みして久々の更新です。
皆さんの近況をお聞きしながら、不登校から派生する思うことをいろいろとお話ししていきました。
まず、中学生女子(Nさん)が学校で、アイラインを少し入れていったら優しい口調だけどしっかりと学校側から忠告された件について、前回からの続きの意見交換がありました。
前回の内容
Nさんは疑問に思っていることは、自分がなりたい容姿をやめてまで、校則を守らなくればならないのか。
風紀を乱しているほどの過剰なメイクはしていない、自分の気持ちを上げるために(そもそも学校にいくことが楽しいと思えないということもあって)やっているだけである。ということでした。
この内容に、対する意見として、
前回
●学校に行っている限りルールは守るべきなのでは?
●自信がないから、メイクが必要なのかも、
自分に自信を持てば、自分の素顔にも自信をが持てるのではないか?
●メイクで、自分に自信が持てるなら校則に縛られていることが疑問。顔の手入れをしていないこと自体 セルフプロデュースできていない。風紀を乱すと考えること自体が、もう古い。
●何度もアイラインを描き直して時間がかかってしまっているのは、精神疾患が潜んでいるのではないか。
これに対して、彼女と、お母さんが、自分の考えをまとめてきてくれました。
精神疾患については、強迫性障害という話も出たが、自分としてはただこだわりがあって、それに近づけるために何度もやり直ししてしまうので、繰り返す行為に精神的な原因があるのではないと思っている。
学校とのやりとりで、校則を守るより自分がやりたいことがはっきりわかったので、これからは自分の欲した方向で進んで行こうと思う。
とのことでした。
次に、ネット上で誹謗中傷の被害を受けて、精神的に追い詰められた状態になったとのお話をしてくださった当事者の方がいらっしゃいました。
ネット上での何気ないやり取りの中で、相手に気を遣って話を進めていても、悪く受け取って最後には、攻撃を仕掛けてくる輩がいるとのことでした。
ネット上のコミュニケーションは難しいですね。
こういった無差別の攻撃は、相手に理解してもらうよう働きかけることが大切では
という考えと、理解できない相手とは対峙せず、離れる方が良いのでは
との感想が出ました。
そのほか、就職活動中の方が、社会に適応するべきだという考えと、自分の自由意志の中で生きたいという葛藤で悩んでいるというお話がありました。
来てくださっている父さん方にお話を聞いてみると
「最初から、割り切ってできないのなら就職することはないのではないか。」
「やりたいことは、別にあっていい。仕事は仕事で切り替えてやる。」
とのことでした。
バイトをして生きていくのは自分らしくない、何かの職歴が欲しい。
でも、したくない仕事は続かないとおもう。
したいことが見つかるまで、どうやって生活費を稼ぐのか、
好きなことを仕事にするのは難しいというのが、定説になっているようです。
したいことを仕事にすることができている人は、自分でそうしようと思って成ったのでしょうか。
自分の自己開示をして広げてくださって、とても深い話ができたのではないかと思います。
昨年同様、8月12日の定例会はお盆と重なり皆さん都合が悪いため、開催せずお休みします。
次は9月12日となり、新しい会場、三条市総合福祉センターで開催します。場所はこちらをご覧になって下さい。